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[jfriends:00332] SICP を読む会第7回議事録



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横山です。

「計算機プログラムの構造と解釈」を読む会第7回の
議事録です。
遅くなっちゃって申し訳ないです。

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「計算機プログラムの構造と解釈」を読む会
第7回議事録

出席者
橋本さん、藤沢さん、和田先生、山下さん
えんどうさん、金山さん、横山(書記)、坂さん

自己紹介
今回は和田先生が参加されたので、いろいろ面白い話が聞けました。
和田先生曰く、
「SICPの訳は原文にないことを追加しないという哲学で書いたので、
訳者あとがき等も付加していない。」
「図はきちんと書き直しているので、そういう点もappriciateして欲しい。」
「誤植やこの本をテキストにしている学校の情報があったら教えてほしい。」

この際、誤植として
P36のletのカッコ, P60のLouis Reasnorのつづりの間違い, P398の
こみ集め濁点落ちの指摘がありました。


今回は第一回からの復習を議事録を読み返しながら討論する形式
で行いました。
1. 
 1.1  special formとは何か?
      通常の手順の評価を行わないものであり、define, if, cond
      などがそうである。処理系はまず一番左がspecial formかどうか
      をチェックしている。

      正規順序、作用的順序について。問題1.5は無限ループが起きる巧妙
      な例である。これはpにカッコがついていないと関数扱いされずうまく
      動作しない。
      emacs-lispだと末尾再帰していないので、スタックオーバーフローが
      起きるはず。
      schemeは末尾再帰することがIEEEで定められている。
      4,5章で正規順序の処理系を作る実習がある。

      問題1.7はうまく書くのが難しい。-------->宿題とする。MLに投稿。

ここで昼休みになりました。
テキストに和田先生のサインを頂きました。

 1.1.8 情報隠蔽
      スコーピングの違い。
      通常はlexical scoping
      関数呼出の際、呼び出した関数によって値が違うのがdynamic scoping
               --------->scopeの違いのわかりやすい例があったらMLに投稿

 1.2 
      問題1.10 Ackerman関数が普通のものと違う。
      普通のAckerman関数は
      A(x,y) = y + 1            (x = 0)
              A(x-1, 1)         (y = 0)
              A(x-1, A(x, y-1)) (else)

              A(m,n) = 2↑↑..↑n-3
                          m-2個

 1.3
      P33でcubeの答えの桁数が違うのは違和感がある。

      P43 ファーストクラスオブジェクトの明確な定義はないが、テキスト
      に書かれていることは妥当。

2.
      Conventional Interfaceは公認インターフェースと訳したが、どう訳し
      たら良いか迷った。
      barrierは壁と訳した。

      問題2.6はfを作用させる回数で数を表現する。

次回は2月24日(土)13時から、西大島で
復習の続きでP64の「木の写像」からです。
今回は盛況で良かったですね。

以上

Haruyasu Yokoyama